道路清掃の歴史

道路清掃の歴史

1648年(正保5年)
江戸の町々が奉行所に道路補修や下水、側溝の清掃に関する誓約書を提出。
1872年(明治5年)
「道路掃除条目」公布。各地方長官の責任において3ヶ月に1度の掃除をすることになった。
1878年(明治11年)
郡区町村編成法により区長・戸長が定められ、これ以降、区長・戸長が道路清掃の職務を負うことになる。
1900年(明治33年)
「汚物掃除法」が施行される。道路清掃は市の負担となるが、事務は区長に委任されて執行。
1918年(大正7年)
道路の散水に自動車が導入される。
1938年(昭和13年)
日中戦争等の影響で道路清掃縮小の方向へ。
1943年(昭和18年)
道路清掃完全に停止。
1949年(昭和24年)
道路清掃、復活。都内幹線道路を洗浄車3台で清掃実施。また、失業対策の一環として人力による道路清掃作業も開始された。同年、都の衛生局の内局として清掃事業部が設置され、建設局から道路清掃部門が移管される。
1959年(昭和34年)
建設省、道路清掃の機械化を目指し、3輪ブラシ式の国産路面清掃車を導入する。
1961年(昭和36年)
建設省、アメリカ・エルジン社のロードスイーパーを輸入。東京都もオーストラリアのエベリング社製ロードスイーパーを輸入する。
1963年(昭和38年)
テストケースとして民間の清掃業者の請負制度を始める。
1965年(昭和40年)
東京都、民間企業への発注開始。
1966年(昭和41年)
歩道清掃委託開始。
1968年(昭和43年)
横断歩道橋清掃委託開始。
1985年(昭和60年)
東京都の直営の道路清掃廃止。東京都環整備公社に道路清掃を委託する。その他は民間企業への委託となり、これ以降、道路清掃は全面委託体制となる。
2000年(平成12年)
東京都、清掃局廃止。
2004年(平成16年)
東京都、道路清掃を環境局から建設局へ移管する。