安全研修会

安全研修会

道路に関わる仕事には、すぐ隣に事故の可能性が潜んでいます。日ごろの注意点から、もしもの時のための対処法まで、きっちり学びます。警察等、最前線のプロを講師に招いて、実例を参考に実際的なプログラムを組んでいます。

第37回 安全研修会が開催

2021年11月12日(金)、安全研修会が台東区民会館において開催された。当研修会は、当協会と日本道路清掃技術協会の共催によるもので、今回が37回目という長い歴史を重ねているが、昨年同様、新型コロナウイルスの感染が未だ収束できないという状況下にあり、感染予防対策のため研修生を半数近くの35名に絞ったうえで実施した。

開会にあたり、最初に日本道路清掃技術協会の亀田理事長、次いで当協会の橋本会長の挨拶があった。橋本会長は「新型コロナウイルスの感染は、このところ小康状態にあるが完全に消滅した訳ではない。この先も感染対策は必要となるが、コロナ禍における日々の清掃作業は「通行の安全性確保だけでなく、街や道路の清潔を保ち、衛生面の維持向上に欠くことのできない」大事な役割がある。引き続き、この重要な使命を改めて認識のうえ任務に当たっていただきたい。また、この清掃作業の根幹を支える本研修会は「日本道路清掃技術協会」とともに歩みを重ね、日頃の作業の安全に対する研鑚の場として、しっかりと根付き、大きな役割を果たしている。本日は、国、東京都、警視庁の方々の講演をいただく予定にしており、ご紹介される貴重な講話や事故事例など、今後、各社における「安全対策」や「トラブル防止」の一助になることを期待している」と述べた。

  • 会長挨拶
  • 開会宣言する米沢専務理事

講義の最初は、国土交通省関東地方整備局の岡本企画部施工企画課長で「関東地方整備局管内における工事事故の現状と対策等について」と題する講話があった。次に、警視庁交通部交通総務課山崎交通安全組織係警部補による「交通事故防止」と題する講話を受講。この中で特に強調されたのは、交通事故を起こさぬよう万全を期すことに尽きると前置きしたうえで、仮に事故を起こしてしまった場合の措置について触れられ、事故を起こしてしまうと気が動転し適切な対応ができないことがある。そのため日常から肝に銘じておくべき事故時の措置順は、①「けが人を救護する」②「事故車を安全な場所へ移動させる」③「警察へ連絡する」④「お相手を確認する」それから「自社への連絡」である。パニックになるとこの順番間違えが多く、責任問題に発展する恐れもあるので注意するよう力説され講話を閉じた。

  • 警視庁交通部講話
  • 国土交通省講話
  • 受講の様子1

最後の講義は、東京都建設局道路管理部三浦保全課長の急務により課長代理の渡部様から「路面清掃時にける安全運転への理解促進について」と題する講話があった。冒頭、建設局道路管理部保全課の業務紹介があったのち、本題である「路面清掃作業中の5つ事故事例の原因分析とその改善対策について解説。事例の多くは社内教育で未然に防止できるような事例も見受けられ、改めて今後の清掃作業の教訓となる内容であった。最後に、今後の安全作業に向けて、安全対策の見える化の推進、新型コロナウイルス対策、熱中症予防などについての事例が紹介され講義は終了した。
研修最後に、日本道路清掃技術協会稲垣事務局長から閉会の辞があり、安全研修会は終了した。

  • 東京都建設局講話
  • 東京都建設局講話
  • 受講の様子2

2020年度 安全優良社員表彰者(敬称略)

第36回安全研修会において、路面清掃作業に関連して、安全・事故防止に率先垂範し貢献された職務精励6名の優良社員の方々が表彰された。表彰状の授与式では、橋本会長から賞状と記念品が手渡されました。受賞者の皆さん誠におめでとうございます。さらなるご活躍を期待しております。

anzen-hyosho

前田 雅弘 (株)ケイミックス
☆渡名喜 幸則 (株)京葉興業
千葉 和好 新東京ロードメンテナンス(株)
大野 広騎 道路技術サービス(株)
大野 隆徳 日本ロード・メンテナンス(株)
猪俣 知幸 富士管財(株)
(受賞者総数6名、☆印は表彰総代)